DAY5では、実際のアンケートインプットして、ペルソナやカスタマージャーニーを作成する方法を学びました。実際のアンケートを使うことで、生の顧客が感じられる血の通ったペルソナを設定できます。
AIにとって分析は得意なことなんだろうなと実感したところで、DAY6に行きます。私のDAY5の学びログは下記の記事です。
目次
DAY6ではAIでメルマガのネタ出し・執筆をしてみる
メルマガの主な目的は、顧客との継続的な関係を築くことにあります。メルマガを受け取っている人に刺さる内容をかけたら、ゴール(購入や契約)に向けたアクションを起こす可能性が上がります。そのためのネタ出しはとても重要ですね。
- ニュースレター型:企業や業界の最新情報を定期的に配信(ブログ記事更新など)
- 教育型:顧客に有益な情報や知識を提供(ハウツー記事など)
- プロモーション型:セールや特別オファーを告知(クーポン配布など)
- イベント告知型:セミナーやウェビナーなどの案内(イベント案内含む)
なるほど。メルマガも色々な目的に応じて、どんな種類のメールを配信するかを選ばないといけますね。
私もライターの方が出しているメルマガを定期購読しているのですが、このメルマガの種類がさまざまな形で使われているな〜と思いました。
ちなみに私が登録しているメルマガは無料なのですが、「無料購読」って不思議な言い回しですよね。無料なのに、購読ってどういうこと?って思ってました。今回調べてみたら、「無料購読」は間違った使い方だけど、一般的に使われている言葉のようです。なんじゃそりゃ〜!
今回は教育型を学ぶようですが、応用できれば他のタイプのメルマガの作成もできそうですね!
課題1を実践
課題1では、DAY5のペルソナを使ってメルマガのテーマを抽出します。
課題1:(ChatGPT/Claude/Gemini)
引用:AI業務大全
プロンプト1「あなたはプロのWebマーケターです。これからメルマガの案を考えます。以下のペルソナが、強い感想を持つテーマを10個挙げてください。
##ペルソナ
(DAY5で作成したペルソナ)」
早速、昨日作ったペルソナを入れてみます。スマートウォッチに興味があるペルソナを入力しました。
「メルマガでは検索ボリュームを意識する必要性が低いので、AIにテーマを考えさせることは有効である」という一文を読んで、なるほど!!!とめちゃくちゃ納得しました!ついついキーワードを出すぞと思うと、サジェスト!検索ボリューム!とか考えてしまいそうですが、メルマガは登録した方に送るので、SEOの要素が必要ないのですよね!勉強になる!
課題2を実践
課題1で出たアイディアから1つを選び、そこを広げていきます。アイディア出しは、「広げる→絞る」の繰り返しということなのですが、それすら言語化したことがなく、ふわっと捉えていました…言語化すると、アイディア出すときは「広げる→絞る」を意識しよう!と考えられるので、すごく良いですね〜。
課題2:課題1を行なったものと同じチャットで、以下プロンプトを実行してください。(ChatGPT/Claude/Gemini)
引用:AI業務大全
「(番号)に関するテーマを10個リストアップしてください。」
2の効果的な健康管理のためのガイドを選びました。
なるほど!こんなに簡単に、効果的な健康管理のためのガイド10ネタを出せるのですね〜。すごい…
思考のフレームワークを使わなくても、AIで簡単にアイディアを膨らませられるということを実感しています。AIとフレームワークの相性が良いということなので、フレームワークメモを作っておいた方が良さそうです。
課題3を実践
課題2で出した10個のネタをAIに自己採点させて、良い案を選びます。
10個のネタから選ぶのは人間だ!と思っていたのですが、なんとAIが自己採点してくれるとは!!!すごすぎませんか…
課題3:課題2のプロンプトを実行したのと同じチャットで、以下のプロンプトを実行してください。(ChatGPT/Claude/Gemini)
引用:AI業務大全
「これらのネタについて、以下採点基準に関してそれぞれ10段階評価で採点してください。
採点結果、理由を整理した上で、その合計点順に並べてください。
##採点基準
・読者がテーマに興味を持ち、メールを開封しそうか
・読者が内容を面白いと思い、メールを最後まで読みそうか」
パワハラプロンプトの応用のようで、「AIに自身のアウトプットを評価させる」ことでよりブラッシュアップした出力をさせます。
この課題の解説を読まなければ、パワハラプロンプトと10段階で採点するプロンプトが点と点のままで、結びついてるなんて考えてもいませんでした。今、点と点が線になった感覚がビリビリっとしたので(わかる人いる?笑)、30日学んだあとはすごく成長できているのではないかと思っています!
早速出力してみます。
おぉ…すごい。しかも最後には、順番が高い順番に並べてくれてる〜!!!
DAY6の本文中にもあったのですが、実際のメルマガのタイトルと開封率・読了率を最初に入力することでもっと精密に分析できそうです!しかも、「このネタでメルマガ書くけど開封率や読了率が上がるようにタイトル考えて!」とかもできちゃいそうですね…実際の購読者のデータがあったら、人間が考えるよりも効果がありそうです。
こう考えると、AIに怯える必要はなくAIをどう使うかが大事なんだなと思えるし、本当にAIにしっかり触っている人じゃないと使いこなせない気がします。
課題4〜5を実践
課題4では、実際にメルマガを作成していきます。ここまでできて、本文まで作れるなんてすごすぎるぞ…
課題4:課題3を実行したのと同じチャットで、以下のプロンプトを実行してください。(ChatGPT/Claude/Gemini)
引用:AI業務大全
「以下のテーマ、構成でメルマガを作成してください。
以下の注意点を必ず守ること。
##テーマ
(課題3を行った上で選んだテーマ)
##構成
・件名
・挨拶文
・リード文
・本文
##注意点
・件名は開封率が上がるように、20-40字以内で読者の興味を引く内容にすること。
・リード文では「問いかけを使う」「意外性を盛り込む」「ベネフィットを明確に示す」「時事ネタを使う」「感情に訴えかける言葉を使う」など、読者の興味を引くためのテクニックを用いること。
・リード文では本文の内容を予告すること。
・本文は全て改行すること。
・本文は読みやすさを意識し、見出し・箇条書き・線を活用すること。
・箇条書きをした後は、その最後に総評となる文章を入れること。
・全部で500~1000文字以内にすること。
・全体を通して、柔らかく語りかける文体にすること。
・全体を通して、短くわかりやすい文章を意識すること。」
課題5:新しいチャットで以下のプロンプトを実行し、課題4との比較結果を言語化してください。(ChatGPT/Claude/Gemini)
「(課題3を行った上で選んだテーマ)について、メルマガを作成してください。」
課題の4と5は、抽出された内容を比較する課題です。課題4は、プロンプトを使ってこういう風にメルマガを書いてね!と指定しています。課題5に関しては、とにかくなんでもいいからこのテーマに沿ってメルマガ書いてね!とした形ですね。実際に比べてみましょう。
課題4を出力したものがこちらです。
シンプルだし、わかりやすく、何となくですがハツラツとした女性像が浮かんでくる気がします。プロンプトをしっかり反映しているんだな〜ということがわかりますね。
次に、課題5を出力したものはこちらです。
なんとなくですが、モヤがかかったような文章というか(語彙力…)、誰かにぶっ刺さるような内容のメルマガではないですね。
広く浅いし、長い…メールを開けてこの長さだったら、読まずに閉じてしまうかもしれません。メルマガの文字数って大事なんだなぁ。
また、作成したメルマガは「誤った情報を配信しないように、ファクトチェックと監修者からのチェック」を忘れずに行うことも触れられていました。トレンドや最新情報に強いperplexityに聞いたらどうなるのかな〜と思ったので、聞いてみました。
う〜ん。5つにとしたから触れられなかったのかな?という内容の、適度な運動や入浴効果の話が出ていますね。スマートウォッチであれば、適度な運動を入れていいような気もしますが、その辺を上司に相談できたりしたら面白いかもなぁと思いました。
ライターの場合には、クライアントやディレクターに「こういう案もあります!私はこういうふうに考えているので、こっちの方がいいかなとも思うのですが、いかがでしょうか?」と聞いてもいいですね!!
意外と、「それいいですね!」と言ってもらえることもあります!
AIでメルマガのネタ出し・執筆をしてみた感想
AIの力を借りてメルマガのネタを作成したり、実際に本文まで書いてもらったりすることができるというのが、結構衝撃的でした。やはり、プロンプトで書いて欲しいメルマガの条件などを入力することで精度が上がり、より目的を達成しやすいであろうことも掴みました。
ということは、自分というソフトをもっとブラッシュアップしないといけませんね。AI実践道場をやっていて思ったのは、私には論理的思考をするという知識が足りないということ。
そして、マーケティングに対しての知識もないので、メルマガを作成しようとしたときに、実際どういうのがメルマガの一般的な条件なのかということも理解できていません。
知らないということを知ったDAY6でした…(そんなのでいいのか)