AI実践道場

AI実践道場 DAY5で学ぶ

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DAY4では、以下の項目を学びました。

  • 架空のペルソナ設定
  • カスタマージャーニーの作成
  • Perplexityを使って実際の口コミリサーチ

ここで、「おお!AIってすごいな〜!」と思ったのですが、生の顧客がいないという理由でドリラ部長からは50点というダメ出しをもらいました。「ペルソナとカスタマージャーニーをそもそも何のために作るのかを理解した上で、やり直しなさい」と言われてDAY4を終えています。

追加課題で、この理由を考えてみなさいとなっていたため、ChatGPTに聞いてみたりして考えたところ、「生の顧客ではなく、架空のペルソナのみの情報だと足りないのではないか」という私なりの答えを出しました。このアンサーがDAY5でわかるようです!

私のDAY4の学びログはこちらです。

早速、DAY5を実践して「生の顧客」とは何かを学んでいきたいと思います!

AI実践道場DAY5の課題はこちらです。

ソタカ

アイキャッチがすごく可愛くなってます!!アイキャッチ作成の参考にもなりますね!私のアイキャッチももっと文字を大きくして、おもいっきりの良さを出してみようっと!

DAY5は「AIの典型的な落とし穴にハマらないためには」の実践!

パソコンの前に座ってAIを触っていると、ついついAIの情報を過信してしまいがちです。何の目的があって、AIで情報を掴もうとしていたのかが大切なポイントになります。

ペルソナやカスタマージャーニーは何のために作るか?の答えは、以下の2つです。

ペルソナやカスタマージャーニーを作る理由
  1. 顧客理解を深めるため
  2. コミュニケーションのため:顧客の特性(前提条件)をチーム内で共有するため

DAY4のペルソナを作成する前に、顧客情報を入れることで生の顧客として生成しできるようです。

ソタカ

でも、顧客情報ってどんなことを入力したらいいのかな…

課題1を実践

課題1では、アンケートを分析します。分析って結構苦手分野なので、AIが分析してくれるってすごい強い味方になりそうです!!

課題1:自分の設定商品について、プロンプト1⇨プロンプト2の順番で実行してください。(ChatGPT/Claude)
プロンプト1「以下の商品について、以下の質問項目に回答する架空のアンケート結果を5件作ってください。
##商品情報
##質問項目
1.基本情報
・年齢
・性別
・職業
・製品を使用する頻度
2.この製品を何で知りましたか?(インターネット、友人・家族の推薦、広告など)
3.この製品を選んだ主な理由は何ですか?
4.この製品の機能はあなたの期待に応えましたか?(5段階評価)
5.この製品は使いやすいですか?(5段階評価)
6.この製品の価格に対する満足度を教えてください。(5段階評価)
7.価格と品質のバランスについてどう思いますか?(5段階評価)
8.この製品について改善してほしい点はありますか?」
プロンプト2「これらのアンケート結果について、グラフに整理してください。また、ここから今後のマーケティング活動に役立つ洞察と、洞察に基づくアクション案を出してください。」

引用:AI業務大全

データを見るときは、事実と解釈を分けた上で、具体的なアクションに結びつけることが大事だと書かれています。DAY5では、雲・雨・傘というロジカルシンキングのフレームワークが解説されているのですが、イメージをつけやすくするために「わかりやすくシンプルな例を10個あげてください」とChatGPTに聞いてました。面白かったので共有します!

クスッと笑ってしまうような例でわかりやすかったので、データの分析に必要な考え方である「雲・雨・傘」のフレームワークが頭に残ってくれそうです!

早速、課題に取り掛かります!

長く出力されてしまったので、雰囲気がわかるようにと思い小さい画像のままアップしています。まず、架空のアンケートが5件分出力され、その後分析されるという流れです。本物のアンケートがある場合には、このアンケート出力がなくプロンプトの時点でURLなどを載せるだけでいいのかもしれませんね。

グラフなのですが、□に文字化けして出てしまいます。

ちょっと調べてみたら、”Google Fonts”で日本語フォントをローカル環境にダウンロードして、ChatGPTに読み込ませるようです。”AI総合研究所”さんのプロンプトを参考にさせていただきました。

今回使用したプロンプト

##指示
棒グラフを以下の条件に従って再度出力してください。
—-
##条件
・アップロードしたフォントを用いてください。
・棒グラフの、軸・見出しのラベルを修正してください

実際に入力した結果はこちら。

ちょっとみにくいので、グラフだけアップすると…

ちゃんと読めるようになりました!素晴らしい!

それを踏まえてアクション案を確認すると、どういうプロモーションや商品の改善をしていったらいいかなどが見えてきますね!

課題2を実践

課題1の情報をもとに、ペルソナとカスタマージャーニーを作成します。DAY4の課題でゴリラ部長に50点をもらった部分ですね…リベンジ!

課題2:課題1を行なったものと同じチャットで、以下プロンプトを実行してください。(ChatGPT/Claude)
「あなたは熟練したマーケティングコンサルタントです。上記のアンケートを基に、この商品の理想的な顧客のペルソナを作成してください。各項目について具体的で詳細な情報を提供し、一貫性のある現実的なペルソナを描写してください。
以下の項目に沿ってペルソナを作成してください:
基本情報: 名前、年齢、性別、職業、居住地、家族構成
人口統計学的特徴: 収入、学歴、社会経済的地位
サイコグラフィック特性: 価値観、ライフスタイル、趣味・興味、パーソナリティ特性
行動パターン: 購買習慣、メディア消費習慣、意思決定プロセス(特に上記商品に関連する行動に焦点を当てて)
目標と課題: 短期的・長期的な目標、日常的な課題や悩み、ペインポイント(特に上記商品が解決できる課題に注目)
ニーズと動機: 上記商品に対する具体的なニーズ、購買や使用の動機
ブランドとの関係: 上記商品ブランドの認知度、ロイヤルティ、過去の購買経験や類似製品の使用経験
情報源: 主な情報収集チャネル、影響を受ける情報源や人物(特に上記商品カテゴリーに関連するもの)
テクノロジー利用: デバイス使用状況、ソーシャルメディア利用状況、オンライン行動パターン(特に上記商品の購買や使用に関連するもの)
具体的なシナリオ: 典型的な1日の流れと、上記商品の利用シーン
引用や発言: このペルソナの特徴を表し、上記商品に関連する3つの典型的な発言
最後に、このペルソナの全体的な特徴と、なぜこの人物が上記商品の理想的な顧客であるかを150字程度で簡潔にまとめてください。」

引用:AI業務大全

課題2はペルソナの作成です。早速、出力してみます。

DAY4のペルソナより、かなり詳細になっている気がします!これを見ただけで、こんな人物なんだろうな〜という想像までできる気がします。

課題3を実践

課題2のペルソナを使って、カスタマージャーニーを作成します。

課題3:課題1・2のプロンプトを実行したのと同じチャットで、以下のプロンプトを実行してください。(ChatGPT/Claude)
「このペルソナについて、カスタマー・ジャーニーを作成してください。」

引用:AI業務大全

だんだんワクワクしてきました。どんなカスタマージャーニーができるのでしょうか?

なるほど。すごくイメージしやすいですね。ChatGPTでカスタマージャーニーの可視化をしてくれようとしたみたいなのですが、エラーが起こりました。Pythonのコードが出たのですが、全くわからないので別チャットで実行してもらったりしたのですが、結局できず…ただ、カスタマージャーニーを表にしたら見やすくなりました!

タッチポイントがわかると、次のアクションを考えやすいですね!こうやったらどうかな?とイメージした方法をどのように実行していくか、更なる知識が必要になりそうです。ここまで勉強すると、ライターがマーケティングもできるとものすごく強みになるなとヒシヒシと感じますね。

生成AIを活用するための大事な発想として、「業務を見える化するフレームワークのIPOをイメージしながら、AIを使う」ことが大事になります。

業務を見える化するフレームワーク・IPO
  • I(input):適切なデータソースをどう取得し、AIに提供するか
  • P(process):目的に応じたプロンプトは何か
  • O(output):どのような形式で出力させると使いやすいか

何となく、ふわっとAIってこう使ったらいいのだろうか…?というのが見えた気がします。まだまだ慣れるまでに時間が必要だとは思いますが、AIはライターとして使ったらダメだ!みたいな思考はなくなりました。

課題4を実践

課題4では、お客様の声やユーザーインタビューを元にVoC分析を行う方法を実践します。事前準備として、YouTubeを一瞬で文字起こししてくれる拡張機能”Glasp”を追加します。

課題4:まず、Glaspで顧客インタビュー動画の文字起こしを出力してください。好きな動画で構いませんが、見つからないという人は「デイトラデザインch」から選んでください。その後、以下のプロンプトを実行してください。もしも文字起こしの分量がチャットの上限をオーバーする場合、文字起こししたものを.txtファイルに保存し、それをチャットへアップロードして実行してください。(ChatGPT/Claude/Gemini)
「以下は、ある商品への顧客インタビューを文字起こししたものです。これについて以下項目について整理・分析してください。
##商品概要
(どんな商品か簡単に記述)
#項目
・顧客の基本情報
・商品を購入する前の悩み
・商品を知ったきっかけ
・商品の購入を決めた理由
・商品を購入後、どうなったか
・このインタビューから考えられる、この商品へのニーズがありそなターゲット像
・このインタビューから考えられる、今後のマーケティング活動に役立つ示唆
##文字起こし
(文字起こしを貼り付け)」

引用:AI業務大全

おぉ〜!なんか急に私の実務に直結しそうな課題になりました!Glaspは追加すると、画面の右側にバーのように表示されます。

出典:YouTube

この下矢印みたいなのをポチッとすると、文字起こしされます。ちなみに、”東京フリーランス”の記事で取材させていただいた、なかじさん(@nakaji055)の動画を選びました!

私が作成した記事はこちらです!

それでは早速、VoC分析してみます。

おぉ〜!すごい!”デイトラライトニング”はこうやってマーケティングしているんだろうなというようなものが出てきました!動画を見て分析しようと思うと25分、2倍速で聞いたとしても13分程度かかるものが1分もかからず出力されました。すごすぎる!

そして、初芝さんもおっしゃっていますが、横展開に強そうな手法です!!!どんどん活用していきたいですね!

DAY4をリベンジして生の顧客分析をしてみた感想

実際のアンケート(架空ではありますが)を使うことで、より現実に近いペルソナを作れて、カスタマージャーニーを作れるとなるとマーケティングをマスターできそうな予感がします。もっとマーケティングを学んでみたいなという気持ちになったDAY5でした。

また、YouTubeからVoC分析をしたわけですが、横展開に繋げることはすぐにできそうなので、こういうポートフォリオを作って営業したいなという気持ちが湧いてきました!

「AIに読み込ませるべきインプットは何か?」をしっかり考えて、データを収集する方法は何か、AIを使ってインプットを抽出するとしたら最適なプロンプトは何かを習得したいですね。

まだまだDAY5では、コピペで「ふ〜ん、こんなプロンプトを使うのか〜」となっているだけなので、30日間完走する頃にはマスターしたいです!